思えば遠く来たもんだ @てねしー

オットの転職で2019年7月に東京からテネシー州ナッシュビル近郊に引っ越してきたアラフィフ母さん、みかえるのブログです。

子どもの帯同について考えた

つい先日のことですが、Twitterで米国在住18歳の高校4年生にフォローされました。親の仕事の都合で中3で渡米して4年半、現地校では友達もいない、日本に帰って高校生をやり直したい(帰国子女枠で大学に行くのではなく高校生をやり直したい)、しんどい死にたいアカウントです。

どうやって私を見つけて私をフォローしたのかわかりませんが、プロフィールでmiddleの男子がいて親の仕事の都合で渡米しているのを見つけてフォローしてくれたのだろうなとは思いました。私の子どもたちも同じようにつらい思いをしているかもよ、ってことなのかもしれません。

 

そりゃあそうでしょうとも。

長男は渡米にあたってめちゃくちゃ大変だった。長男のプライバシーにかかわるので詳細は書けないけれども、本当に大変だった。

4月に渡米の話をしてその時は乗り気だったし、本人もアメリカに行くということは心に決めたけれども、やはり彼の中でその事実を消化するのにものすごく時間がかかりました。

葛藤もたくさんあったと思うし、それを乗り越えるのを待つしかない日々。親としては本人を信じるしかなく、なかなかにきつかったです。

私も渡米前はスクールカウンセラーに相談したり、海外こころのヘルプデスク24時にお世話になったり、渡米後はwith kidsにメールしたり、ひとりで抱え込まないようにしていました(オットは渡米準備や渡米後の生活立ち上げ、仕事開始など忙しいなかで対応できることもあればできないこともありました)。

渡米前も荒れましたが、渡米後もことあるごとに荒れてました。現地校に8thで入ることになり、もちろんmiddleは6thからだから既に人間関係は出来上がっている中に入るので、なかなかローカルの友だちもできないし(日本人の友だちはたまたま8thに日本人男子が長男含め3人いるので好むと好まざるとにかかわらずランチは一緒らしい)、英語も日本の中2から中3くらいのレベルしかできないし。でも日本には帰りたくないとのことで、毎日登校して最低限の宿題をしてなんとかやっています。友だちもゲーム関連で少しずつ増えているようです。

最近になって少しずつ落ち着いてきたように思いますが、まだまだ不安定な年ごろなので手を離しつつも、保護者としてできるだけ目をかけているようにしています。

あと4年ちょっと経ったとき、長男がどんな青年になっているのか想像するのは難しいのですが、いろいろな困難や葛藤を乗り越えてくれているといいなと思います。

 

ついでに書いておくと、次男は6thで入ったので英語は本当にちんぷんかんぷん。しかしmiddle初年度ということと、まだ思春期反抗期到来前なこともあり、長男に比べると現地校にもわりとすんなりと溶け込んだ気がします。日本人の友だちはあまりいなくて(ESLは日本人女子と一緒のクラスで、男子は別クラス)ランチも最初はぼっちで食べていたのですが、今は一緒にランチするローカルの子がいるらしいです。あと2年ちょっとmiddleにいるので、そのうちもっと馴染んでくるといいなと思っています。もちろん、次男のことも目を離さないようにしています。

 

 くだんのツイッタラーのシニアの彼がきのうあたりからTL上にチラホラしてきて、我が家と同じように思春期男子を帯同していろいろ思う人も出てきているし(私もそうなのかもしれないけど)、確かに苦労したけどいい経験だったという「よいケース」のほうが拡散されやすいから彼の今現在苦労している話は貴重なんだけど、私としては、どうかどうか自分で落としどころを見つけて彼が穏やかに生きてほしいなと願っています。

 

ということで、困ったときのリンク。

www.helpdesk24.net

www.withkids-kaigai.com

親のほうが参っちゃう前に早めに相談することが大切な気がします…。