ちょっと前にオットから「こんなイベントがあるよ」と言われたので、ウェビナーだし…と参加してみました。日本人が出るから日本語だったらラッキーと一瞬思いましたが、やはりそんなことはなく、ふつうに英語のウェビナーでした。
前半はナッシュビルの総領事のお話、後半はナッシュビルで働く女性3人をパネリストとしたパネルディスカッションでした。私のしょぼしょぼ英語力で聞いていたので、勘違いとかそういうのがあったらごめんなさい。
総領事は1991年と1996年に二人のお嬢さんを出産されて、長女のときは育休がなく産休で復帰、次女の時は育休があったので育休取得後復帰、自分のキャリアも諦めずに仕事と子育てを両立された方だそうで、その経験をお話ししてくれました。
まあそうよね、そんな時代よね…(わかるよー)と思いつつ、基本テーマが男女平等の話だったので、最後は二人のお嬢さんを含む若い世代への日本も少しは進歩しているから…的な感じでした。
いやー自分のキャリアを諦めずに、ってさらっと言ってるけど(大変だったとはおっしゃってたけど)なんかもう色々イヤになっちゃって自分のキャリアを放り出してしまった私の古傷がぐりぐりとえぐられた気がしました…(オットからすると私は満足して辞めたように見えているらしいんだけど、あの部署に異動しなかったらもうちょっとキャリアを積めたのではないかという思いがあるんだよ、私の中では…未だに夢に見るくらいなんだよ)。
後半もそれぞれの経験談のシェアだったりしたわけですが、やはり細かいところはちょっとよくわからなかったのだけど、とにかく日本がまだまだ遅れていることと、日本の老害がよろしくないことがハッキリとわかりました。老害ね、本当に困るよね、と首がもげるくらい同意なんだけど、とはいえ私たち団塊ジュニアもひょっとしたら老害的な存在になりうる年齢に差し掛かったのではないか、と我が身を振り返るチャンスをもらったのはよかったような気がします。
10年20年という長い目で見て、ようやくちょっと前進しているかな、と思えるくらいの亀の歩みだけども、まあ少しは良くなっているんじゃないだろうか…(と私が思いたいだけなのかなあ)。
たぶんきょうのウェビナーは均等法世代から団塊ジュニア世代くらいには「そうそう、そうだったね」と共感が得られて割と刺さったと思うのですが、今の20代30代には「ほーん、それで? まだまだじゃんね」って感じられたのではないかなあと思いました…。いいのよ、団塊ジュニアにはものすごく共感できたから…わかりみすぎましたよ…。
あともう一つわかったことがあって、やっぱり日本人の英語は私にはとっても聞きやすい。ネイティブの方々の話はどうしてもわかりにくかった…これはもう仕方かないのかな…泣ける…。でもとても勉強になりました(英語もすげー遅れた日本の男女平等も)。
最後に今回のウェビナーを主催してくれたのはこちら。