思えば遠く来たもんだ @てねしー

オットの転職で2019年7月に東京からテネシー州ナッシュビル近郊に引っ越してきたアラフィフ母さん、みかえるのブログです。

歯医者に行ってきました(Semiannual Check-up)

半年前に予約していた、チェックアップに行ってきました。

前回フィリング(詰め物)とクラウン(被せ物)の治療をした日に半年後の予約をしたのですが、教会のインパーソンのESLが再開するとは思ってもいなかったので、教会のESLがある平日午前中に予約していました。

歯医者なので(眼医者と違って)要マスクです。

前日までにE-Check-inをしていたので、受付では何もサインしないかなと思ったのですが、ひとつ漏れていたようでサインすることに。

このE-Check-in、前回は必要なかったのになあと思っていたのですが、理由がわかりました。今回は予約のコンファームだけではなく、歯医者のアカウントを作ってログインしてチェックインまで済ませるようにとのことで何度も督促されてしまったのですが、なんと歯医者のシステムが変更になったとのことなのです。

今日がシステム変更の初日なのよーとスタッフの皆さんがてんやわんやというかシステムに不慣れでバタバタしていました。

 

前回同様、まずはレントゲン撮影と歯の表面の写真撮影。

その後歯茎チェック。前回よりもポケットが浅くなっているとのことで(前回は1年半ぶりだったけど、今回は半年ぶりだし)、せっかくだからレーザーでしっかり殺菌しましょう! 自己負担は75ドルです!! と言われて、レーザーを受けることに。

その後、先生がやってきたので、実は前回直したクラウンの歯が時々痛むのです、と伝えると、レントゲン撮影を追加することに。

そしてめっちゃ冷たくした(なんかスプレーをかけていた)綿棒で、歯のどこが痛いかのチェックがあり(最初に綿棒を当てられたところがえらく痛く、次に当てられたところは痛くなかった)、神経まで行っちゃってるからルートカナルやりましょうということに。

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おお、噂のルートカナル! 時々Twitterランドでも見かけるコトバ!! root canal っていう治療で、たぶん日本では神経を抜くっていうやつかな。まあ前回クラウンつけたけど痛いわけだから、まあ神経は抜くんだろうなと覚悟していたのでいいんですけど。

でもしかしですよ、私の歯の一覧が部屋のPCに表示されているのを見ると、1本だけ表示が他の歯と違うものがあります。

青でマークされているのは、この歯医者にかかった時点で詰め物がされていた歯、紫でマークされているのはこの歯医者で治療した歯(詰め物はマル、クラウンは斜線)、さらに1本緑の斜線があるじゃないですか。

これはなんだろうかと思っていたところ、ルートカナルすると言われた前回クラウンをかぶせた歯が先生によって緑の斜線に変更されました。

ってことは、この痛くもなんともない歯もルートカナルかー!!

と気づいたときに先生がこの歯のレントゲンを見せてくれて「詰め物がされているのだけど、その下で虫歯が進行していて、もうちょっとで神経に到達しそうだから事前にルートカナルをしましょう」とのことでした。「ほらみて、あなたの神経こんなに太くて立派だから!!」だそうで。

前回は治療の予約を取ってからの治療だったのですが、念のために「きょう治療するんですか?」と確認すると、「僕はルートカナルできないからスペシャリストに処置してもらうので、今日の処置はないです」とのこと。先生によってルートカナルできるとかできないとかあるんだ…。

とりあえず、治療費のこともあるし、見積もりをくださいとお願いしました。

そしてその後受付の方がやってきて、きょうは75ドルのレーザーオプション付けたから96ドルのお支払いですとのことで、書類にサイン。

その後超音波によるクリーニング、ゴリゴリするブラシによるクリーニング、ガリガリ歯石を取るクリーニングのあと、レーザーを当てて、フッ素を塗って終了。

 

フッ素を塗り終わったら受付の方がまたやってきたので、とりあえずルートカナルはわかった、でもオットと相談するからとにかく見積もりがほしい、プリントアウトしてほしい、と伝えると、受付で見積もりをプリントアウトしてくれました。

治療の待ち時間にルートカナルについてググっていたので、こんなもんかと思いましたが、高いですねー! アメリカのルートカナルの技術は日本より良いらしいのですが、それにしても高い。それに2本だし。痛くないほうの1本は今回やらなくてもいいんじゃないかなと思ったり。

ルートカナルとクラウンが別々の見積もりで(2回歯医者に行かなくてはいけないらしい)高いなーとオットと見直していたら、クラウンの方がほぼ保険が効いてない!! 私がググった情報によると、アメリカの歯科保険には保険会社の負担上限が年度ごとに決められているとのことなので、オットに伝えたら「アメリカの保険はそれぞれだから自分が入っている保険がそうとは限らない」とか言ってたんだけど、心配になったのかオットが調べたらやはり上限があるらしい。

前回のフィリングとクラウンで結構使ってしまったので、私の今年の残りはあまりなくて、そのせいで保険が効いてない見積もりのようです。

 

ということで、痛くないほうは痛くなるまで治療は待ってみようかと思います(来年になればまた負担上限がリセットされるし)。念のため1本だけ治療するパターンの見積もりをもらい、治療日の予約を入れに近々また歯医者に行かなくては…。つらい。