以前編んだみうみう風のマフラー、本物のみうみうみたいにビビッドな色で編んだらかわいいんじゃないのかしら…と思って買った糸がですね、確かにビビッドだったんですけど、私には合わないんじゃないの…編んでどなたかに差し上げるにしてもちょっと派手なんじゃないの…という色でして(オンラインオーダーで実物を見ていないので仕方がない)、何に使おうかなと悩んでおりました。
そういうときはRavelryのパターン検索が役に立ちます。
糸の名前を入れて検索すると、その糸を使ったパターンだけが出てきます。今回どうしようかなと思っていたRED HEART SUPER SAVER OMBRE YARNはきれいなグラデーションの糸なので、やはりスカーフやショールのパターンがたくさんヒットしました。
でもショールだと1玉では足りない。1玉482yds(440m)でふつうの糸よりも1玉が大きいんですけどね。これをもう1玉買うのもきついし、この色でショールを編むのもきついし(スカーフがダメでショールならOKということはない)、バッグを編んでも派手だし、どうしようかなと思ったときにピンときたのがこちら。ギフトバッグ。要するにちっこい巾着袋。
ギフトバッグなら派手なピンクでもいいし、ユーザーのレビューでも高評価だし、長く編めばワインバッグにもなるとのこと。いくつか編んでおけばワインのお持たせの時に(コロナでホームパーティもできないご時世だけど)役立ちそうじゃない~?
と思って、こちらを編むことに。まずはパターン通りのギフトバッグを編みます。かぎ針は糸のラベルもパターンも5.5ミリ推奨だけど、JOANNで頼んだものがまだ届かないので(発送もされてない)、今回は6ミリで。大は小を兼ねる。
この糸がなんか親切なのよ。糸端の出し方が書いてあるの。
その通りにすると、ちゃんと内側からすぐに糸端が出てきたので感動しました。外側の糸端を左に持ってきたら、右から内側の糸端がすぐに引っ張れるという。毛糸はみんなこれにしてほしい。
マジックループで編み始め。前にかぎ針のテクニック集の本を買ったので、それを見ながら編み始めたらマジックループも1回で成功。今までウェブで探した方法でやっていたときは1回で成功したことがなかったのに。不思議だ。
こちらは3段目まで編んだところ。
4段目が編み終わって、底ができました。ワインにちょうど良い直径です。
底はまあ大丈夫だろうと思っていたのですが、このパターン、説明のところに「The lace pattern is a little bit beyond the basics so this project is appropriate for those with some crochet experience as well as more advanced crocheters.」って書いてあって、ちょっと不安だったんですよ。ちゃんと編めるかなって。
不安ながらも立ち上がり1段を編んだところ。ちゃんと編めた…。
いい感じで編み進めております。こういうパターン、考える人本当にすごいわあと思って感心しちゃう。
本体完成、そして紐も完成。
紐を通して結んでみます。かわいいじゃん。確かに小さいからそんなに大きなものは入らないけど。飴ちゃんとか入れてプチギフトにすればいいのかな。説明には「It turns out the bag is just the perfect size for holding a half pint jar of jam or other goodies.」と書いてある。
0.5パイントは9.6オンス、284ml。ちょうどよいジャムの瓶がなかったので、8オンスのトマトペースト缶を入れてみます。
あ、いいじゃん。やはり中身が入っているとしっかりしますね。
このちっこい巾着だとあまりグラデーションを感じませんが、長く編んでワインバッグにしたら結構いい感じでグラデーションも出てきそうだし、明るいピンクでギフトにぴったりじゃない? とウキウキしてきました。
オンラインオーダーで色が確認できなくて、注文失敗しちゃったかなあと凹んでいましたが、有効利用できそうなので気分もあがってきました。まだまだ糸は残っているのでたくさん編めそうです。
この糸を使って、他にはこのお花も編んでみたいんですよね。単体でもいろいろ使えそうだし、もちろんこのギフトバッグにつけてもかわいいかなと思って。
ということで、これからもかぎ針編みの経験を積んでいこうと思います!