昨晩、隣のカウンティにある高校の卒業式後に、シューティングがありました。
けさの領事館からのメールで知ったのですが、地元ニュースでも大きく取り上げられていました。
先程(夕方)のニュースでは、犯人は拘束されたとのこと。
亡くなったのは卒業式に出ていた卒業生の男子、もうひとり被害に遭ったのはジュニア(来年卒業)の女子。そして犯人は17歳の男子。
同じ高校に通う生徒同士で、卒業式という晴れの舞台で、こういうことが起きてしまうとは。
先日のバッファローでの銃撃事件もティーンが犯人でしたし、我が子と同じくらいの年齢の子どもたちがなぜ銃を手に取って事件を起こしてしまうのか、いろいろ考えてしまいます。
この辺りの高校は、近隣の大学のホールを借りて卒業式を行うことが多いようで(長男が通っている高校もナッシュビルにある大学のホールで卒業式が予定されています)、今回のシューティングはMTSU(ミドルテネシー州立大学)で起きました。
昨夜事件があったのに、今夜は別の高校の卒業式があるそうで、予定通り実施するとのこと。急に場所を変えたり日時を変更するのが難しいのもわかりますが、それにも驚いてしまいました。警察官や保安官を増員して対応するようです。
そしてMTSUは日本語補習校のキャンパスでもあり、明後日の補習校は急遽キャンセルになったとのことで、意外なところにも影響が出ています。
これまでも近隣カウンティで銃撃事件があったというニュースは目にしていたのですが、ここまで身近に、身の危険を感じるようなことはありませんでした。
しかし今回は犯人も被害者もティーンで、高校の卒業式直後ということもあって、私にとっては、もしかしたら自分の子どもが被害に遭うかもしれないのだということをつきつけられてしまって、かなり衝撃を受けています。
これから続報が入って、犯人の動機なども少しずつわかってくるかもしれません。しばらくは地元ニュースをしっかり見つつ、これまで以上に危機管理についても考えていこうと思います。