しばらくブログ更新してませんでした…いろいろバタバタしておりまして。
約2ヶ月、日本に一時帰国していた夫が戻ってきました。
この2ヶ月の間にオープンした例のラーメン屋さんに家族4人でさっそく行ってきました(次男のリクエストによる←おいしいからパパに食べてもらいたいとのこと)。
私はテリヤキトーン。夫はタンタンラーメンにしていました。
いつもどおりおいしかったです。
日本から帰国したばかりの夫もふつうにおいしいと言っていたので次男も嬉しそうでした。日本のごはんに慣れた舌にはちょっと物足りなかったかもしれないけどね。
でもやはりたまにスープがぬるいことがあるらしいです。私はそういう目に遭ったことがないんですけども。
ラーメンには関係ないのですが、先日こんなニュースを目にしました。
記事内の「具体的には、起業した学生などによる小中高生向けのセミナーや出前講座の実施を支援することなどを想定している。」ってところに大いに引っかかりました。
え、それだけ?
セミナーとか出前講座とか聞くと、なんとなく1日というか数時間くらいの単発の座学的なものを想像してしまい、引っかかったんですよね。それをやっただけで起業家精神を養った感を出されてもなあ…と思ってしまいました。
まあ起業家を育成するわけじゃなくて、起業家精神教育の裾野を広げるならそれでもいいのかなあ。実際に起業したい!! って子どもにはそれなりのチャンスをもらえるのかなとも思いますが。
しかしながら「理数分野で高い能力を持つ小中高生には、大学で行われる起業家精神教育を含む高度なプログラムへの参加を視野に入れる。」ってあるから、理数分野だけが対象なのかなと思うとなんとなく残念。別に理数分野に限らず、能力に限らず、起業したい気持ちがまずは大事なんじゃないのと思ったりも。
というのも、出羽守っぽくなってしまいますが、次男が8thでアントレプレナーシップ&イノベーションという授業を選択して半年間のプログラムを修了したから気になってしまって。
元々学区内にアントレプレナーシップセンターがあり、高校生でアントレプレナーシップを選択するとその建物で授業を受けることになるのですが(他の必修科目などは通常級で受けるので、毎日高校とセンターを行き来する必要があるんですけども)、そのアントレプレナーシップの授業をミドルスクールでも2021スクールイヤーにテスト運用することになり、たまたま次男の通っていた学校がテスト運用対象校だったので、申し込んでみたのです。本人もやってみたいとのことだったので。
通常の選択科目は9週間なんですが、このアントレプレナーシップ&イノベーションは9週間×2で半年間かけてがっつり取り組みます。高校生とのディスカッション、ミドルスクール生のグループワーク。グループ内でどういう会社を作るのか、具体的に商品案を出して損益計算もしたりしていました。
グループワークではリサイクルやリユースができるエコな商品を売り出す予定だったそうで、エコにこだわりすぎると材料費が高くなって採算取れないとか、そういうこともあれこれやっていたみたいです。次男のグループは最初はエコでサステナブルな水筒を作ろうと思っていたようなのですが(最終的にどうなったかは聞いてないけど)途中で水筒案は白紙に戻したとかなんとか言っていました。
次男にとっては高校生とのディスカッションやグループワークなど、結構ハードルが高かったのですが、無事に半年間のワークをやり遂げて、得たものもあったようです。やはり起業って大変、とも感じたそうなのですが、そういう大変さを知ることも大切なんじゃないかと。いいアイデアがあっても実現するには様々なハードルがあることを知るのも良い経験だったと思います。
なので日本のプログラムも、せっかく取り組むのであれば、単発じゃなくて理数系じゃなくても継続して色々なアイデアを具体化していけるような長期のものだといいなあ、と思ったりしました。