思えば遠く来たもんだ @てねしー

オットの転職で2019年7月に東京からテネシー州ナッシュビル近郊に引っ越してきたアラフィフ母さん、みかえるのブログです。

久しぶりのかぎ針編み

一時帰国中はかぎ針編みはしていなかったのですが(機内持ち込みして編み物してみたかったけど、かぎ針を空港で取り上げられてもいやだなあって思って)、日本でもダイソーやユザワヤをチラッと見に行ったりして時々はかぎ針編みのことも考えていました。

ユザワヤ、確かに素敵な糸が売ってたんだけど、ひと玉が小さくて結構な玉数必要になりそうだったし、会員にならないとディスカウントされないしでなんとなく買う気も起こらず。JOANNの方が安いじゃん!! と思って。

ダイソーももちろんひと玉は小ぶり。でも100円と思えば買えなくもない。しかし欲しい色がなく(時期が悪かったのか、売れ残りっぽい微妙な色のものが多かった)いいなと思うものはやはりJOANNでよくない? となり。結局糸は何一つ買いませんでした。セリアに行けばよかったのかしら。

 

そしてこれまた行くタイミングがよくなくて、「すてきにハンドメイド」の2022年6月号をゲットしようと思っていたのに、6月末にはすでにテキストが7月号に切り替えられていて、たまたま訪れた本屋さんがバックナンバーの在庫がないお店だったので、買えなかったのも残念でした。

「すてきにハンドメイド」はどうも偶数月はかぎ針編み、奇数月は棒針編みなんじゃないかと思ったのですが(7月号は棒針編み、8月号はかぎ針編み)、8月号が出る前に戻らなくてはならず、7月号も買う気にならず、すてハンテキストも買いませんでした。

 

しかし、その本屋さんで良い本を見つけました。

かぎ針で編むモコタロウの編み小物」です。

モコタロウさんのことはTwitterでフォローしていたのですが、本を出されているとか、YouTubeに動画を上げてらっしゃるとか、そういうことは全く知らなくて(フォロワーとしては全くダメダメ)、本を買ってから気づいたくらいでした。申し訳ない。

本屋さんでこの本を手に取り、日本の編み図だけではなくて写真解説がめちゃくちゃ親切だったし(YouTubeで動画上げてるんだからそりゃあそうなんだろうけど)、掲載作品も本当に小物メインで、バッグやスヌードがたくさん載っていて、私が苦手としている模様編みもたくさん載っていて、これは買って帰りましょう、となりました。

この本に載っている糸を買って帰ってもいいなと思ってダイソーにも行ってみたけど、買う気にならなかったのは前述の通り。

 

家に帰ってきてからまずしたことは、この本の編み図にあるかぎ針号数をミリに直すことと、糸の長さを調べることです。かぎ針の読み替えはいつも使っているサイトでサクサクできましたが、糸の長さも糸の名前でググりひと玉あたりの長さを調べ、何玉使うのかでトータルの長さを出し、という感じで調べました。

これでこの本の中の作品を編むのもだいぶ楽に。

さっそく1つ編んでみることにしました。本の中ではスズランテープの2本どりで編むカゴバッグです。太さも指定のかぎ針に合う太さで、長さは十分足りそうな糸を在庫から選んでみました。スズランテープじゃないから雰囲気もだいぶ変わると思いますが。

 

編み始めるにあたり、糸端を中からぐっと取り出しましたが大失敗。久しぶりすぎるのか?

一時帰国前は大物には取り組まず、ひたすらコットンヤーンで布巾を編みまくっていたのですが(ブログにはしてないけどravelryには頭おかしいんじゃないのってくらい布巾を載せてます)、そのときはストレスなく引き出せてたのに!!

見てこの中身!! 2段階にやらかしました。そして編み図。日本の編み図ですよ。

f:id:michelle_US:20220722100901j:image

 

まあ糸端出すのに失敗してもそのうちわからなくなるからいいんです。

で、編み図の次ページからの写真解説を見ながら編み進めます。底を往復編みするのが新鮮! 編み図を見て一周で6目ずつ増やしましょう、とのことだったけど、あの編み図を解読する気が起きずに、ワシワシ一周で6目ずつ増やした結果がこれ!! 六角形!
f:id:michelle_US:20220722100910j:image

 

バッグの底なので、六角形はまずいだろうと数段ほどいて増やし目がバラつくように編み直し。丸になりました。最初からこうすればよかったのに。でもあの編み図苦手なんですよね…アメリカの文字だけ編み図に慣れてしまうと(というかそれでかぎ針編みを始めたので、それが一番わかりやすいんです)バツとかマルとかの図面を解読するのが億劫で。
f:id:michelle_US:20220722100924j:image

 

側面は普通の細編みと、下の段に編む大きな細編みを交互に編んでいきます。これも編み図では複雑そうに見えるんだけど(英語で説明するのも億劫だけど)やってみると簡単です。
f:id:michelle_US:20220722100913j:image

 

糸端取り出しに失敗したところも編み終わりまして、側面の模様もくっきり。

糸の色名がピンクカモなんですけど、カモフラ柄というよりは斜めストライプに。
f:id:michelle_US:20220722100921j:image

 

側面、ひと段落。
f:id:michelle_US:20220722100917j:image

 

持ち手を編んで完成。本では持ち手の内側も引き抜き編みすると書いてあったけど、それはしませんでした。したほうがきれいなのかもしれないけど。
f:id:michelle_US:20220722100906j:image

思ったよりも小ぶりで(いや、底を編んだ時点で予想はついてたでしょうと思うんだけど我ながら)バッグというよりは小物入れとか整理整頓にピッタリかも。

 

ということで、帰国後のかぎ針編み第一号はこんな感じにできあがりました。

サクサク編めて楽しかったので、この本からまた編んでみようと思います。モコタロウさんのYouTubeチャンネルもチャンネル登録したので、他のものも見てみようと思います。