思えば遠く来たもんだ @てねしー

オットの転職で2019年7月に東京からテネシー州ナッシュビル近郊に引っ越してきたアラフィフ母さん、みかえるのブログです。

1st Generation/International Student Information Night

1st Generation/International Student Information Night、という高校の催しがあったので、家族総出で行ってきました。カウンセラーからメールをいただいたので。

内容としては、If you are a 1st Generation College student or need a better understanding of the American College and High School systems, please join us for this informational meeting. A TSAC representative will also be there to answer questions regarding FAFSA and Tennessee Lottery Scholarships. とのことで、子どもたちは一応該当するよなあと思って、参加することに。

カウンセラーからのメールには、parents and studentsって書いてあったので家族総出で出かけたのですが、行ってみたらほぼ親しかいませんでした。

 

最初は高校の成績とGPA、大学にアプライするときの推薦状、などなどについて。

高校卒業要件は、22クレジット(英語4、数学4、理科社会各3、芸術1、外国語2、体育1.5、パーソナルファイナンス0.5、選択科目3)と州統一テストの受験、ACTの受験、とのこと。クレジットの話はもちろん知っていたけれど、州統一テストとACTの受験が必須だとは知りませんでした。

もしFがついてしまったときは、夏休みにオンライン講座を受けて学校でテストを受けてリカバリできるとのこと(1科目50ドルかかる)。

推薦状をカウンセラーや先生方に頼む前に、自分でレジュメを作らねばならないそうで(こういうことを書いてもらいたい、という今まで自分がやってきたことなどの一覧)結構大変だわねえと思いました。特に長男。何もやってない(クラブ活動とかボランティアとか)。

 

次に奨学金の話。

州政府の給付や貸与の奨学金があるのですが、GPAやACTのテストスコアと家庭の経済状況、進学先(州立か私立か)などによって金額が変わってくるとのこと。なるほど。

今年度(2023-2024)の奨学金の申込サイトの入力方法詳細についての説明が始まってしまったので(今シニアの皆さん向け)そこで中途退席しました。

 

高校としても初めての催しだったそうですが(確かに長男が入学してから一度もこういうイベントはなかった)、地元民じゃない我々にとっては必要な情報が得られたのでよかったです。

来ていたのは東アジア系、インド系、ヒスパニック系、白人、黒人、と皆さんバラバラで(ダイバーシティですね)しかし皆さん英語がペラペラでびっくり。私は発言なんてできませんでしたが、皆さんバンバン質問していてすごかった。どうしてあんなに喋れるの…私には無理…。

 

あと謎だったのは、奨学金は基本は米国市民向けで、永住権があれば問題なし、ほとんどのビザをカバーしてますって話だったのですが、稀に対象外のビザもあるのかなと思ったり。奨学金の申込には子どものSSNが必要だけど、親のSSNは不要ですとも言っていて、そんなケースはあるんかいな? と思ったり(夫は不法移民かなと言ってましたが)。

奨学金も一般のものから特別枠(両親不在等)のものまで色々あるようです。

 

ああ、それにしても3年前、せめて2年前にこのイベントがあったらよかったのに。やはり高校初年度がコロナのせいでオンラインで始まって対面にしたりオンラインに戻したりと試行錯誤していた長男があまりにも情報不足すぎて大変辛い感じだなと今更ながら改めて思いました。それでも来年にはシニアになってしまう…不安しかない…。