ハイスクールでは秋と春にそれぞれ公演を行います。
長男はもうジュニアなのですが、興味がなく行ったことがありません。私は興味はあったけど、1人で見に行くのもなあと思って（公演は夜だし）行ったことがありませんでした。
今年は次男が通常のアートクラス（ビジュアルアート1）に入れず、シアターテックの授業を取っていて、授業で公演準備をしています。秋はラジウムガールをやったので行きたかったんですが、行きませんでした。※運転が下手でなるべく夜は運転したくない
次男は授業で公演準備をしているからか、無料で見ることができます（しかし舞台を見た感想などをレポートするアサインメントが出ます、当たり前と言えば当たり前ですが）。チケットは大人15ドル、学生12ドルです。まあまあ高い。でも見て納得。舞台装置とか衣装とかしっかりしてるので（もちろん俳優さんたちも）それくらい徴収していいと思います。
事前にネットでチケットを購入して、いざハイスクールのパフォーミングアーツセンターへ。
チケットを買うとQRコードがメールで送られてくるのですが、受付ではラストネームを聞かれました。ちゃんと来たかどうかチェックしてるんですね。
受付でパンフレット入手。ラジウムガールよりだいぶ分厚い。
廊下とか劇場入り口とかさまざまなところにも細かい飾り付けがされています。
開演前の舞台。
次男が塗装したグリーンのドア。他にも木の塗装や小道具作りやらいろいろ頑張ったらしい。
高校のバンドから編成された小編成のオケとプロのドラマーとピアニストを含めた生オケでの演奏つきミュージカル。ちなみに監督はシアターテックの先生（元々ニューヨークで舞台関係の仕事をしていたのだけど、コロナで職を失って、友達の伝手でナッシュビルに来たという素敵な先生）。
次男によるとラジウムガールとほぼキャストがかぶっているとのこと。シニアがとても多いのだけど、今年のシニアは芸達者な生徒が多いのかな。秋も春もオーディションで配役されています。
シンデレラも王子も歌が上手いし、周りの人たちも歌もダンスも上手いし、高校生とは思えないクオリティ。すごいなーと思いました。舞台装置の転換もしっかりするし、階段もたくさん人が乗っても大丈夫で（見ていて階段が崩れるのではないかとハラハラしました）、衣装の早替わりもあり、色々と各方面にタレンテッドで本当に感動しました。
次男が初日に来てよかった、と言っていた照明トラブルもありましたが（こういうのを期待してたんだよねーと言ってましたよ、次男…）、無事に公演終了。休憩入れて2時間半くらい。照明トラブルがあったからちょっと長めでした。
それにしても、中でも魔法使い役がピカイチに上手かった！！
そして次男がラジウムガールを見た時に（秋公演でも感想を書くアサインメントが出てたので1人で見に行ってました）衝撃を受けたというキスシーンもありました。高校生、本当にキスしちゃうんだ、舞台で…おおおおお。私も衝撃を受けました。
公演は木曜、金曜、土曜（マチネと夜の2回）、日曜、と夜4回マチネ1回の全5公演です。すごい。体力あるなあ高校生。来年から子どもたちが授業取らなくても、ちゃんと見に行きたいと思いました。本当に見に行ってよかったです。
