思えば遠く来たもんだ @てねしー

オットの転職で2019年7月に東京からテネシー州ナッシュビル近郊に引っ越してきたアラフィフ母さん、みかえるのブログです。

My First Sweater

先月JOANN詣に行ったところ、見たことのない糸がお安くなっていて(6.49ドルが3.99ドル)、5玉あったのですが3玉お買い上げしてきました。色はダークグレイ。あとはライトグレイがありました(ライトグレイも3玉か4玉くらいあった)。3玉買ったのは、これだけ大きい糸玉であれば3玉もあればブランケットでも編めるでしょうと思ったからです。なぜブランケットと思ったのか…まあ確かにアクリル91%ビスコース(レーヨン?)9%だからか肌触りもよくて糸ももっちりしていて(推奨かぎ針5.5ミリ)ブランケットも編めそうなんだけど。

 

帰宅してから1玉380ヤードもあることに気がついて、もしかしたらブランケットじゃなくてなんかもっと違うものが編めるのでは…とRavelryで糸の長さとかぎ針の号数(見た感じ5.5ミリでは細すぎなので最低でも6ミリは必要、私の場合はきつめに編みがちなのでもう少し太くてもいいかも)でパターン検索。

するとかぎ針編みのセーターのパターンが意外と引っかかって、これはセーターを編んじゃったらいいんじゃないのと思えてきて、セーターのパターンをRavelryのライブラリにぽちぽち入れてから吟味。糸があまり余らない(ギリギリまで使える)、そんなに難しくない、そんなパターンがちょうど見つかったので、編んでみることにしました。

 

かぎ針編みのセーターだけあって、なんちゃってゴム編みでリブを編むところからスタート(ビーニーやハンドウォーマー、ゴルフクラブカバーと同じですね)。推奨かぎ針が5.5ミリですがどうしてもキチキチに編んでしまうので、初めてゲージとやらを取りまして、7ミリがちょうど良さそうだったので7ミリで編み始めました。

まずは後ろ身ごろ。

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セーターの裾っぽくなってきました。
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しかしですよ、ゲージを取ったにもかかわらず7ミリで規定の段数を編んだらちょっと幅広になってしまいました。

ということで、前身ごろのリブは6.5ミリで編んでみました。6.5ミリの方がすっきり編めているし、指定の長さ(セーターの幅)に近いので、後ろ身ごろも6.5ミリで編み直すことに。
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後ろ身ごろも6.5ミリで編み直して大体同じくらいの幅になりました。ここから本体を後ろと前、それぞれ編んでいきます。
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後ろ身ごろ。20段くらい編んだかな。リブを69段編んだので、本体の幅は69目。
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パターンでは80段編むことになっているのですが、70段でもいいかなと思って、一旦70段でストップ。前身ごろも編んでみてから、70段にするか、もうちょっと編むか考えてみることに。
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結局、後ろ身ごろ80段、前身ごろ70段、パターンどおりに編みました。前身ごろは襟ぐりをここから編み足します(パターンではショルダーって書いてあったので、肩を編み足すって意識でやってるのよね、きっと)。
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左右とも襟ぐりを編み足し終わりました。ショルダーといえばショルダーかも。

それぞれ10段ずつなので、これで後ろ身ごろと段数が合います。
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おお、重ねてみるとピッタリじゃないですか。よしよし。
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パターンでは次に袖を2枚編むことになっているのですが、袖はパターンのできあがり写真を見る限り長すぎるので、10段くらい短くしようと画策。袖もリブから腕の付け根まで編み上げるんですが、最後10段を編まないと袖ぐりが小さくなって腕が入らなくなりそうだったので、リブの方から10段くらいカットすることに。そうすると袖のリブがキュッとならないかもしれないな…でも袖が短いならスパッと切り落とした感じでもかわいいかもしれないな…と思って、リブは長めの段数で編むことにしました。

しかし、今は編みたくない。

なので襟のリブを先に編みました。66段編むと46センチになるらしい。しかし60段編んだところで46センチに到達(ちょっと余裕を持たせております)。
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襟ぐりに合わせてみると、約46センチでちょうどいい感じ。このまま綴じることができるよう、ながーく糸を残して糸を切りました。肩を綴じ合わせたら、この襟を襟ぐりに綴じ合わせます。順番としては最後になるはず。
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襟も編み終わったので、袖に取り掛かります。まずはリブから。31段編むところを35段で。パターンによるとリブから54段編んで袖を完成させるのですが、そこから10段くらい短くしたいので8段減らしてリブから本体を立ち上げられるように、35段にしました。4段ずつ増やし目をしていくので、10段だと都合が悪いから8段減らします。

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リブから1段立ち上げて、その1段目をパターンの9段目に読み替えて編むことに。なのでパターン上の10段目を2段目として編むんですが、なんとパターンに間違いが〜!

2〜4、5、6〜8、9段目の編み方をずっと54段まで続けていくのですが、なんとこの繰り返しのところで本来なら3段しかない2〜4を4段で編むように書いてあったのです。

なのでこれも読み替えなくてはならず、手書きで表を書いて読み替えました。なのでパターンで54段で終わるはずの袖は49段に。終わりの段の目数はパターン通りに合わせたら45段に。パターンの袖ぐりに合わせたのでこうなったわけですが、予定よりも5段減ったのでさらに袖が短くなるかも…。

袖、やはり短い。

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最後はアッセンブル!!

ということで、それぞれのパーツを集合させてみました。
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まずは袖を筒にしました。
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次は肩をくっつけます。Whip Stitchで綴じるとのことで、これは中表にせずに表から綴じるというかかがる方法です。袖もその綴じ方で中表でやったらキレイだったので(袖は目じゃなくて段で綴じたからかも)、肩も中表でやったら表面に筋が出てしまいました。やり直し〜!!

肩の次は脇。脇は下から綴じて上を16センチ袖ぐりとして残します。

脇を綴じたら袖。袖ね、袖も中表がいいと思ったんですよ。でも違いました。でもやり直すのが面倒でそのままにしました。肩ほど目立たないんで(こういう雑なところがよくない)。

最後に襟をつけます。当ててみるとちょっとリブの長さが足りなかったので、3段編み足して、輪にしてから襟ぐりに綴じつけました。

 

完成!!

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やはり袖が短い。家事をするときに腕まくり不要な長さ。

 

念のための着画。七分袖と言ってもいいかしら。
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手首がきっちり出るので洗い物もこのままOK! それにしてもあまりにもちょうどピッタリで体のラインがガッツリ出てしまいます。Ravelryでも着画はそんな感じだったので、まあこういうものなんでしょう。

糸が軽くて伸びるので、ピッタリでも着心地は悪くありません。暖かくなる前に編み終わりたーい、と頑張ったので。暖かくなるまでガンガン着倒したいです。

それにしても私にもセーターが編めるとは〜! 若かりし頃、棒針編みのセーターを断念したことがあるので、かぎ針編みでセーターを編んじゃうなんて信じられないけどやりましたー!! できましたー!! 暖かくなったらサマーセーターにもトライしたいと思います。