思えば遠く来たもんだ @てねしー

オットの転職で2019年7月に東京からテネシー州ナッシュビル近郊に引っ越してきたアラフィフ母さん、みかえるのブログです。

Annual Check Upを受けてきました

本当は去年の夏に一時帰国したら日本で人間ドックを受けようと思っていたのですが、去年ももちろん、今年も無理…。

5月からテネシー州は日本入国の際に強制3日間隔離対象となっていて、こんな中で一時帰国するのはきっついなー、無理だわーということになりました。3日間のホテル缶詰が終わっても、残り11日も自宅に引きこもっていなくてはいけないし、米国出国前のPCR検査、日本出国前のPCR検査、などなど面倒くさいことばかりなので(しかもお金がかかる)仕方ないかなと。

子どもたちも含めてFully-Vaccinatedになって、日本でもワクチン接種が進むであろう今年の年末あたりに帰国できたら御の字かなと思います。その頃には(PCR検査は仕方ないとして)、陰性でワクチン接種済みなら出入国手続きなどが少しでも簡素化されていることを願います…。

 

前置きがだいぶ長くなりましたが、そういうわけで、2年前に人間ドッグ(子宮がん検診および乳がん検診含む)を受けたきりで、そのときは要経過観察になった項目もいくつかあったけどその後放置だったので、米国で健康診断を受けるしかないと腹をくくりました。

オットの保険のネットワーク内のクリニックをオットが見つけてくれて(ありがたい)、数か月放置していたのですが、もうそろそろマジで行かねば…と思ってオットとふたりでクリニックに予約に行ったのが先月だったかな(電話か窓口で予約しなくてはいけなくて、英語が不安だったのでオットについてきてもらいました)。

受付で当初、先生の空きがなくて8月になるかもと言われたのにもかかわらず、6月にさくっと予約が取れて、問診票一式を渡されました。一応医療通訳をつけてほしいと伝えてみたけど、即却下。ひとりで頑張るしかなくなりました。

 

予約の2日前にはリマインドの電話がかかってきて(自動音声だった)、当日はインシュランスカードとIDカードを持って30分前に来てねということだったので、問診票一式も書き上げて準備しました。

予約に行ったときは駐車場に空きがなくて止めるのに苦労したので、当日は早めに到着するように出発。たまたま病院のエントランスに近いところが空いていて、無事に止めることができました。

病院なので、一応まだマスク着用必須(Fully-Vaccinatedの場合は個室に入ったら外しても良いそうですが)。入口で体温チェックもありました。

 

受付で問診票一式と運転免許証を出して、待つこと数分。名前を呼ばれてクリニック内に。

体重と血圧の測定があり(身長は口頭で伝えるだけ)、そのあと個室に通され、ここで待つように、先生が来るから、そのあとでこのガウンに着替えてねと言われました。あとピルを飲んでいることの確認と、出産方法の確認がありました。問診票に書いておいたことの再確認ですね。あとはマンモグラフィーを受けるかどうか聞かれました。

すぐに先生が登場、聴診器で胸の音を聞き、首を触り、おなかを触り、子宮がん検診の検体を採取して、内診して終了。問診的なことは出産が2回(子どもは男の子? 女の子? 何歳? みたいな世間話もあり)、ヤーズ飲んでてどう? めっちゃ健康そうね、って感じで終わってしまいました。きょうはこれでおしまいで、結果はメールで送ります、あとは受付でマンモグラフィーの予約を取って帰ってね、とのことでした。

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オットのAnnual Check Upは採血したと聞いてたのになあ…採血してほしかったなあ…と思いつつもまあいいやと受付に寄って、来年の予約とマンモグラフィーの予約を取って帰宅しました。

先生とはスモールトーク的な感じで2年前に日本からやってきたこと、きょうが初のAnnual Check Upであることなどを話しました。こっちでも婦人科系の健診は年イチなのか2年に1回なのか、今日のがん検診はいいタイミングであるようでした。

 

個人的におお、日本と違う!! と思ったこと。

  • 診察の椅子が手動(先生が足を置く台をガッと出してくれてそこにのせる、おしりの位置は自分で動いて調整、などなど)
  • 椅子の向こう側を遮るものがない(先生が子宮がん検診の検体採取しているのが丸見え)
  • ガウンと一緒にシーツ一枚ペラっと渡されたけど、それは下半身にかける(でも診察の時に先生がまくってしまうのであまり意味がない)
  • 診療に使った器具は使い捨て(日本だと金属製で洗って消毒して再利用してると思うけど、プラスチック製で使用後はゴミ箱にポイ)
  • ティッシュとか生理用ナプキンとか置いてない(出血してもどうしようもない)

クリニックによっても違うとは思いますが、なかなかに衝撃的でした。

 

マンモグラフィーの予約はちょうど1週間後に取れたのですが、同じ名前の別の場所にあるクリニックに行かなくてはいけません。どうもそっちはCTやらレントゲンやらなにやらできる施設のようです。

予約の紙によると、3Dらしい。挟まないのかな、どんな感じで3Dなんだろうか。

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予約よりちょっと早めに到着すると、病院の前には救急車が横付けになっていて、緊張感が走りましたが、ふつうにドア開けて病院の中へ。マスク着用必須ですが、体温チェックはありませんでした。

入口から一番近い部屋が行くべき画像診断の部屋だったので、さらに中へ。受付で予約の紙を渡すと、4番に行ってとのこと。

4番に行くと受付の方がいて、保険カード(iPhoneのウォレットに入れてあるんだけど)と運転免許証を出してと言われたので出しました。保険についてはコピーが必要とのことで、その方にメールするように言われたのでスクショ撮って送ったところ、アドレスエラーで戻ってきました。なんと受付の方がメアド間違ってました。再送してオッケー。

先週の子宮がん検診時の個人情報がそのまま生きているらしく、あまり色々と聞かれませんでした。電話番号の確認とか、仕事してるかとか。仕事してなくてステイホームマムです、と答えると、「あらー、立派な仕事してるじゃない」と言ってくれて、もうそれだけで受付の人ありがとう!! ってなりました。

その後「アウトオブネットワークだったらちゃんと金払えよ、払いますよ」的な書類にサインさせられ(これが一番不安よね…だってマンモ高そうじゃん)不安がマシマシになったところで、「奥の待合で待ってて」と言われて腕に名前入りバンドを巻かれて受付が完了しました。

しばらく待っていると名前を呼ばれ、上だけ着替えて待っててと言われ(ガウンを渡され南京錠つきのロッカーを使う用に言われました)、着替えて待っていると、マンモの部屋に呼ばれました。

3Dってどんな感じなのかしらーと思ったけど、機械自体は日本で見たことのあるものとあまり変わらず…やはり押しつぶされるのねと思っていたのですが、日本でぎゅうぎゅうにされるよりはだいぶラクというかあまりぎゅうぎゅうにされずに済みました。4センチくらいの厚さでいいらしい。

今まで受けたものと同じく、正面と斜めを左右それぞれ撮影しました。撮影は今までのと違ってカメラ(?)がぐるっと回って何枚も写真を撮っている感じで長めではありましたが。このぐるっと回って何枚も、が3Dなんでしょうね。

撮影が終わって着替えて(南京錠が固くてなかなか開かなくて焦った!)外に出たのですが、受付でも何も言われなかったので念のためこのまま帰って良いか聞くと良いとのこと。

先週の子宮がん検診も今週のマンモグラフィーも特にお会計をしていないので(インネットワークで保険会社が適用しているアニュアルチェックアップだからだとは思うのですけど)あとからどっさり請求されても困るな…と思いながら帰宅しました。

マンモの結果も先週のと合わせて一緒に送られてくるのかしら…よくわからないけどまあとりあえず女性特有のがんの検診を終えることができてよかったです。英語ができないのでとにかくハードルが高いんですよね、いろいろと。