日本も同じかもしれませんが、米国では50歳になるとやたらと大腸内視鏡検査を勧められます。これまではのらりくらりと興味がないと断り続けていたのですが、今年は「日本に一時帰国したときに受けるから」とちゃんとした理由で断りました。
私は米国での大腸内視鏡検査がおいくらなのか知らないのですが(確認もしたことなかった)、夫が聞いたところによると、めちゃくちゃ高額で日本で自費で受けた方が安いんだとか。
夫も私と同い年なので、米国での健康診断の度にめちゃくちゃ大腸内視鏡検査を勧められるので、先日先に日本で受けてきたのです。夫が内視鏡検査を受けたクリニックがよかったとのことで、私も同じクリニックで受けることにしました。
胃カメラ、大腸カメラを同時に鎮静剤をかけて受けられる画期的なクリニック。40歳で受けた人間ドックの胃カメラは痛くて痛くて泣きながら受けたんだけど、その苦労を味わわずに済むなんてありがたい。ちなみに大腸カメラは初めてです。
検査中にポリープが見つかったらその場で切除して、生検に出し、その結果を2週間後に聞くとのことで、一時帰国期間を考えてギリギリのタイミングで検査の予約と事前診察の予約をしました。
事前診察では、予めWeb問診を提出していたのでその内容を確認。それに基づいて、飲む下剤やタイミングなどを決めて、検査の2日前からの注意事項などを伺いました。便秘がひどいことを伝えると、事前に飲む下剤を増やされました。
検査の2日前の就寝前に下剤(センノシド)を3錠(通常2錠らしい)服用、検査前日は消化の良いもの(おかゆ、うどん、蒸しパンなど)を3食食べて21時以降絶食、就寝前に前日と同じくセンノシドを3錠服用。
このセンノシドが効果抜群で、検査前日からピーピー。あまりに効いたので前日に飲むのはやめたかったのですが、指示通り飲んだら当日朝3時に便意で起床。マジか…
当日は朝6時半に吐き気止め(ドンペリドン)を1錠飲み、7時からマグコロール1.8リットルを1時間ちょっとかけて飲みました。味は言われていたとおりポカリスエットみたいな味で飲みやすい。
最初はお腹ぺこぺこなのでグビグビ飲めたのですが、最後の方はそこまでグビグビできませんでした。でも指示通り1.8リットル完飲!!
飲み始めて1時間で便意を催すとのことでしたが、その前から催し、昼前には検査に向けてバッチリな感じに!!
そして午後の予約時間にクリニックに行き、着替えて、胃をキレイにする薬(ドリンク)を飲んで、検査室へ。
ベッドに横になり点滴を入れ、左側を下にして横になり、先生が入ってきたところで点滴のラインから4本くらい注射で鎮静剤をギュッギュッと入れたらすぐ寝てしまいました。ウトウトするどころではなく、爆睡。
気がついたら大腸カメラも胃カメラも終わっていて、鎮静剤からすっかり覚めるまで休息ルームで休み、その後先生から結果を聞き、着替えてお会計して終了。会計はもちろん全額自費! でもきっと米国で受けるより安い!!
結果は胃と大腸にそれぞれひとつずつポリープがあり、検査と同時に切除したとのこと。切除したポリープは生検に出され、そしてその結果を2週間後に聞くことに。なので会計のときに次回予約も取りました。
ポリープ以外は特に何もなかったそうで、ポリープ切除したので当日は刺激物とアルコール禁止という制限のみ。とりあえず一安心。これで次回の米国での健康診断で「日本で受けてきたんでー」って言える!! よかった!