思えば遠く来たもんだ @てねしー

オットの転職で2019年7月に東京からテネシー州ナッシュビル近郊に引っ越してきたアラフィフ母さん、みかえるのブログです。

国際免許証

 長男を妊娠する前に大枚はたいて取得した日本の運転免許。大学から東京に出てきていたので運転免許の必要性は全く感じていなかったのだけど、英語も運転もできない私にオットが「英会話するか免許取るかしてほしい」と懇願してきたので、英会話したくなかった私が免許を取ることにしたのが約15年前。免許を取ったはいいけど結局ほぼペーパードライバーで15年近く過ごしてきました。

 

しかし、渡米したら車がないとどこにも行けないっていうじゃないですか。Middle Schoolのスクールバスの時間を確認するとうちの近所からはめっちゃ早い時間に出る。ということは寝坊助な子どもたちはきっとバスに間に合わない(そして乗り物酔いが激しい次男があちこちピックアップするスクールバスに耐えられるわけがない)。親が毎日送迎することになるな…。

 

ということで、ペーパードライバーだけど一応国際免許証を取ってから渡米することに。国際免許証の取得方法はこちら(東京都の場合)。2,350円の手数料と写真(サイズが微妙だったけどビザ申請用の写真の両サイドを5㎜ずつ切り落として使用)で即発行。

www.keishicho.metro.tokyo.jp

 

そしてこれまた州によって国際免許証の取り扱いが違う…テネシー州の場合は下記リンクのとおり。

https://www.nashville.us.emb-japan.go.jp/files/000290023.pdf

基本的に引っ越したら30日以内にテネシー州の運転免許を取りなさーいということらしい。オットは国際免許証1年有効だからその間にテネシー州の運転免許を取ればいいんでしょと適当なことを言っていたけど、それは旅行者や非居住者の場合なので、居住者はとっととテネシー州の免許を取ったほうがいいらしい。

 

アメリカの運転免許証を持ってないときは注意してねという注意喚起も領事館から出てます。

www.nashville.us.emb-japan.go.jp

 

まあそうは言ってもSSNもすぐにゲットできるわけじゃないし(いや、渡米してから割とすぐに申請したんだけど待てど暮らせど届かないし)、注意喚起が出てるけど国際免許証でとりあえず運転開始。

 

時差ぼけ解消もままならぬうちに、うちの周り(サブディビジョンって言うらしい)を運転、オットに学校までの往復を案内してもらい、オットを助手席に乗せて学校まで数往復、さらにオットに後ろからついてきてもらって数往復、自分一人で数往復、と2日でなんとか子どもたちが送迎できるレベルまで運転できるようになりました。

 

もともとペーパードライバーだったので右側通行でも特に気にならなかったし(それくらい運転してなかった…しかしオットは右側に寄りすぎていていつ路肩から落ちるかひやひやしていたらしい)、日本で乗ってたのがビートルで左がウインカー右がワイパーだったので、ウインカー出そうとしてワイパー動かしちゃうこともなく、私としてはなかなか快調な滑り出しだなと思いました。

 

幸いなことに学校までのルートが車線変更不要で何度も右折左折があるわけでもなく、非常に運転しやすかったのです。それもまた助かりました。

 

そんなこんなで渡米後数日後に開催されたMiddle Schoolの新入生オリエンテーションには私が送迎することができ、とりあえず子どもたちは学校には行けそうだなと思ったのでした。

 

「どうせすぐにアメリカの免許取るしー」と思っても、日本の免許を持っている場合は念のため国際免許を取得してから渡米することをおすすめします。そうじゃないとアメリカの仮免とって路上の自主練するときに一人で練習できないですし、私みたいにSSNが2か月も届かなくてなかなか免許取りに行けないかもしれないし、いくら領事館から注意喚起が出ていても持ってないよりはあったほうがいいです、絶対。